この本を読んで、なんだか今までの自分が恥ずかしくなりました。
子供ってただ寄り添ってあげるだけで十分。
親や周囲があれこれ口出ししなくても、みんな生まれつき自分で成長する力も、自分で楽しむ力も持っているのだなあ、と反省。
そしてそこで思い出したのは、母から聞いた曽祖父の話。
曽祖父は晩年、一日中居間に座って一日を過ごしていたそうですが、なぜかその周りにはいつも子供たちが集まり、寝っ転がったり、絵をかいたり、本を読んだりして思い思いに過ごしていたとか。
何もしないけど、ゆったりと座ってくれている曽祖父のような存在が子供には大事なのかもしれません。
子供に対してついつい手や口を出し過ぎたり急がせたりしてしまう毎日だから、時々立ち止まって自分自身に
「きはなんにもいわないの」
と言い聞かせることにします。