7歳の息子と読みました。
毎日当たり前のように、学校に行って、勉強して、
宿題をしている息子。
「あー学校やだナ。」
「あー宿題やだナ。」
というのが口癖のようになっていますが、
毎日学校に行けるのは素晴らしいことだということ、
勉強をしたくても、なかなか現実が許さない人たちが、
たくさんいるということ。
そういったことを息子に知って欲しくて、
図書館から借りてきました。
息子と同学年、いえ、もっと小さい子供たちが、
物心つくころから、両親の手伝いで水汲みをしたり、
ゴミの山から使えるものを拾ってきたりしています。
全ページオールカラーで、
テレビのドキュメントを見ているようです。
人は、生まれてくる環境を選べません。
息子だけでなく、わたしにとっても、
仕事があるというのは有難いことであることを
子供を学校に行かせげあげられるというのは
とても恵まれた環境であることを
実感し、また、感謝せずにはいられません。
借りて来たのが「アジア」編だったのは偶然ですが、
自分の知ってるバングラデシュや中国などの国が出てきて、
「遠いどこかに国で起こっている出来事」より、身近に感じてくれたかと思います。
今の、学校に行ける恵まれた環境に感謝するだけでなく、
心のどこかで少しでも、
困っている人たちのためにできることを探す人間になってほしい。
そう願っています。