身体の大きさや食べ物、遊び方もちがっているリスとアリとゾウが一緒に暮らしています。 なんだかリスさん一人ががんばってこの三人の生活を支えているような感じを受けたのは私だけでしょうか? 無理していないかなぁと心配していましたが、別のリスにどうして?と聞かれ、あの二人が好きなの!!ってはっきりこたえます。このこたえで、他からは分からない絆のようなものがこの三人にはあるんだと確信しました。猟師に連れて行かれて助けを求めるときも、きっと助けにきてくれるという信頼感があったような気がしました。これらは私が読みきかせの前に一人で下読みしたときの感想です。
ちょっと長いような気もしたけれど、小学2年生たちは、不思議な顔をしたり、ドキドキしたり、安心したような顔をしたり、真剣に聞いてくれました。