おとうさんもおかあさんも仕事、ぼくと弟は、家で退屈な夏休みを過ごしていました。そこへ、おじさんから届いた一枚のはがき。
弟とふたりで、おかあさんの田舎へ行くことに…
田舎の子どもたちとの交流が、実に楽しそうで、その表情の豊かな所からよく伝わってきます。色が違う、体力も違う…
木登り、虫取り、魚釣り…いっぱい体を動かすと、食欲だって違ってくる。
懐の大きなおじさん夫婦の家で過ごす時間は、夏休みならではのこと、そして、大きく成長することのできた夏を実感することができました。
夏休みの理想的な過ごし方のようで、ワクワクしながら読むことができました。こんな夏休みをすごすことのできた子どもたちが、たくさんいるといいなあ。