清流のある田舎では結構なじみ深いオオサンショウウオ。
私も夜の川をジャボジャボ歩く観察会に参加したことがあります。はぐれないよう繋いだ子供の手、夜の川のヒンヤリした水、なにが潜んでいるかわからない夜の自然の恐怖。体感として残っています。
というのでチョイス。
表紙カバーの裏が等身大の写真になっており、ちょうどあったぬいぐるみと重ねたらほぼ同じ大きさ。ぬいぐるみではわからない体重も書かれており、この大きさならこれくらいと、これまた本物ではかなわない抱いた感触も味わえて面白かった。
本物は、指を食いちぎりかねない獰猛な生き物です。
そのオオサンショウウオの一年のサイクルが写真で著されており、小2は「どうやって撮影したのだろう」との感想。
その答えはあとがきに。あとがきも読んで納得の2年生男子、ページを繰るごとにじっくり写真を見て、字より写真を読んでいたのが印象的です。
ひとつの穴にオオサンショウウオが固まっている写真は、二人で笑いました。