3歳の娘と読みました。
いろんな動物さんが出てきて、
しっぽを ぴん と立てては
たらり と落とす。
その動作がリズミカルに、
そしてちょっと得意気に、表現されています。
「ぴん ぴん たらり ぴん たらり」
というリズムは、まるでシッポをおもちゃのようにして
遊びを楽しんでいるかのようです。
「ぴん も たらり も できるのよ」ということばに、
ちょっと羨ましかった私と娘。
私たち、残念だけどしっぽがないから、
ピンもたらりも、できないね〜。
動物さんはどんなときに、しっぽをピンとして、
たらりするんだろうね〜。
そんな会話をしながら読みました。
もし娘にしっぽがあったら、きっとこの絵本に合わせて、
「わたしもできるよ!ほら!
ぴんぴん たらり ぴん たらり♪」
とやっていただろうなぁと想像して、
ちょっと笑っちゃいました。
動かせるしっぽがなくて残念だった私たちですが、
動物さんたちの得意な様子がとっても伝わってきた
リズミカルで楽しい一冊でした。