5才と9才の娘二人は、今、ねこに夢中。
近所の野良猫は、しっぽをぴんとたてながら、
ゆっくりと近づいてきます。
いつも利用している自然食品のお店に、
日曜日になると姿を見せる「ねこ店長」は、
しっぽをいつもたらりとさせて、
娘二人に抱っこされています。
二人とも、ねこのしっぽに興味津々。
どうして、あんなにもくねくね動くんだろう?
いつも、じっと「観察」しています。
おくはらゆめさんの「しっぽが ぴん」は、
そんな子どもの好奇心が、
そのままエネルギッシュに描かれている感じがしました。
「ほら ぴん、たらり」
呼びかけてくるリズム、強弱のある線、鮮やかな色の対比。
5才の娘はひらがなが読めるようになったので、
今日も楽しく「ぴん、たらり」、にこにこしながら読んでます。
姉と二人で「ぴん、たらり」、抑揚をつけて読んでます。
二人の読む声聞いてる私も、
ついつい笑ってしまいます。
「まんまるがかり」の猫も好きですが、
「しっぽが ぴん」のねこ家族、表情がとてもステキです。