4歳の娘と読んだのですが、
個人的には側で聞いていた8歳の長男と非常によくかぶる内容。
「おばあちゃんのところで大人しくしてるから。」
と言い切った長男を信用して、
学童保育を休ませていた私。
私との約束を守りきれずに、
宿題もせずに外へ飛び出していって、
仲間を見つけては自宅に招きいれ、
しっちゃかめっちゃかにして遊んでいた息子の姿と、
この絵本のジョージが、
もう120%かぶります。
帰宅後の私には、「いい子にできなかった」結果だけが、
むざむざと目の前に広がっていて、
大火事になりそうなほどの雷を息子に落としたものですが、
「いい子にしてるって、やくそくしたけど・・・
でも、ガマンできない!」という、絵本の中のジョージの姿を見ると、
「いいこにする」約束が、いかに難しいものか。
そして、それを破るときの後ろめたさ。
この二点が、非常によく伝わってきて、
ハリスのような対応をとれなかった自分をちょっと反省しました。
今のところ、息子もジョージと同じく、
ちょっと大人しくしてる模様。
でもまた近いうちに、一番最後のページの状況に
陥るかもしれません。
人生は「どうする!」の連続ですね。
そんなとき、私自身も「どうする!」か。
親の私にはとっても深く考えさせられる一冊です。