娘にと思い手にとりましたが、まずは私が夢中になって読み切ってしまいました。とにかく、もっちゃうもっちゃうのときのように、テンポがよく、次々起こるハプニングにドキドキワクワクさせられっぱなし。
ひょうしき達の表情が愉快で、そのいじわるっぷりといったら・・・。ひでくん、頑張れ〜と応援せずにはいられません。
唯一いじわるでないひょうしきが出てきて、ひでくんを導いてくれます。そう、頼もしいあのひとです。
最後にイギリスの哲学者フランシスベーコンの言葉が、この本の締めくくりにふさわしく、いいアクセントになっていて、思わず笑ってしまいました。