タイトルを見た息子が一言。
「お母さん、アベコベって何?」
う〜ん、そういえば最近は「アベコベ」っていう言葉
あんまり使わなくなってきたかも・・。
でもこの本を読めば、説明しなくてもわかります(笑)
「アベコベさん」一家は普通の家とはちょっと違います。
起きるのは夜、食事はベットの上、寝るときはコート、
外出するときはパジャマ、テレビを逆立ちして見る・・・。
そう普通とは反対、徹底的に逆なのです。
そんな「アベコベさん」一家がお隣の家に留守番に行くことになり・・・。
「何これ〜。全部反対だよ〜」息子はゲラゲラ笑って楽しんでいました。
でも、これって「アベコベさん」の家から見たら、
周囲の人たち(私たち)が「アベコベ」なんです。
「世の中にはいろんな人がいるんだよ」というアベコベさんのお父さん。
決して他人のことを「それはおかしい!」「変だ」と言わなかったのです。
自分の「常識」って知らず知らず他人に押し付けてしまいがち。
なかなか含蓄のある言葉でした。