シリーズの本のようで5冊のうちの1冊です。
ムーミンは冬の間眠っているのですね。春になり目が覚めたところからのお話です。山のてっぺんで黒いシルクハットを拾い、自宅に持ち帰るとことから、不思議な出来事ばかりおこります。
素敵な帽子をムーミンパパがかぶって、ミラーに映している絵がとてもかわいいです。想像ができて、笑ってしまいました。
好きなシーンは、ムーミンパパには大きすぎた帽子をゴミ箱にして、卵の殻を捨てたらゴミ箱がどんどん膨らみ、雲になりムーミンが雲に乗って遊ぶところです。わくわくしたので。
まだまだ不思議なことが起こるので最後までどうなるの?と楽しく読めます。もう少し絵が沢山あるといいなと思いますが、小さなサイズの絵本なので仕方がないのかなと思います。