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ロージーとムサ パパからの手紙」 てんぐざるさんの声

ロージーとムサ パパからの手紙 作:ミヒャエル・デコック
絵:ユーディット・バニステンダール
訳:久保谷 洋
出版社:朝日学生新聞社
税込価格:\0
発行日:2012年10月
ISBN:9784904826690
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 2
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  • 運の悪い人はいるもので…

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    シリーズ第1作の「ロージーとムサ」を読んでからすっかりファンになってしまって、2作目も最近出ていることに気付き、さっそく探してきました。
    ここ数年、児童書のシリーズものは1作1作がむかしでいうところの第1章程度の量(ページ数)しかないので、
    よく言えば1冊のページ数が少ないので、本の苦手なお子さんでもさらっと読める量になっています。(この本は最後のイラストを入れても88ページです)
    本好きの人間からいうと、1冊に描かれている出来ごとが少なくて物足りないくらいでしょうか。

    「ロージーとムサ」シリーズは、テンポもいいし一人一人の人間もしっかり描かれているので、とても読みやすいです。
    個人的には、ロージーとムサが友だちになった上の階に住んでいるヘーメルレイクさん(高齢のご婦人)が好きです。彼女の存在が、母一人子一人で新生活を始めなければならなかったロージーの心の支えではないかと思います。

    世の中には、運の悪い人というか運に見放されている人っているもので、ロージーのお父さんなる人はまさにそういう人でした。
    たぶん、お母さんははじめ「わたしがこの人を悪運から守ってあげなければ」という気持ちになって結婚を考えたのでしょう。
    (あくまでも、わたしがロージーのお母さんらこう思うだろうなという考えですが)
    でも、運のない人とずっと一緒にいるって、結構大変だったろうなと、ロージーのお父さんとお母さんの関係性のくだりを読んで思いました。

    この物語は小学校中学年くらいから中学生くらいのお子さんたちにお薦めできる内容ですので、子どもたちが読む時は、ぜひともロージーやムサになったつもりで読んでもらいたいです。
    お国柄で(作者はベルギーの人)交通事情など、日本とはやや違いますが、そういったことも含めて、今回のロージーの小さな冒険を一緒に楽しんでくれるといいなと思います。

    投稿日:2016/07/10

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