小学生の低学年の頃に教科書に載っていて心に残っているお話でした。紫色の石、ほんとにあると思って運動場や帰り道に本気で探した記憶があります。図書館で見つけて、懐かしくなって娘に読み聞かせようと借りました。
最初はみんなに可愛がられて遊んでもらえるゼンマイネズミに憧れるアレクサンダですが、捨てられている友達のウィリーを見て、アレクサンダーの気持ちは変わります。本当の幸せとは何かと考えさせられる、素敵な絵本です。
レオ=レオニと谷川俊太郎のコンビ、大人でも充分堪能できます。
ちぎり絵が素敵で、色が鮮やかで飾っておきたいくらいです。