新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ちいさなちいさな めにみえない びせいぶつの せかい」 渡”邉恵’里’さんの声

ちいさなちいさな めにみえない びせいぶつの せかい 文:ニコラ・デイビス
絵:エミリー・サットン
訳:越智 典子
監修:出川 洋介
出版社:ゴブリン書房 ゴブリン書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2014年08月
ISBN:9784902257304
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,262
みんなの声 総数 19
  • この絵本のレビューを書く
  • いきものが好きになる

    【内容】
    くじらのような大きな生き物から、微生物のような小さな生き物まで、一緒に地球上で暮らしている様子が描かれている。小さな生き物の仕事や暮らしは、あらゆる生き物の役に立つ大きな仕事であった。
    美しい絵が、色鮮やかに広がり、生き物の世界を楽しく感じられる一冊。

    【感想】
    ありの触覚に住んでいる生き物なんて、考えもしなかった。そして、スプーンひとすくいの土の中には、インドの人口と同じくらいの微生物が暮らしているなんて…
    子どもにわかりやすく、優しく語りかけてくれるので、想像しやすい。
    物語や、詩のようでもあり、年齢問わずに楽しめる絵本だと思う。
    生き物のことを、日常生活ではすっかり忘れてしまい、害虫を殺したり、あれこれ騒いだりするけど、生き物はそれぞれがめいめいの仕事や暮らしを持っていて、中には大変重要な仕事を担っているものもあると知った。

    大人になってから、改めて絵本を見ると、大人の仲間たちが、子どもたちに大事な事を伝えようとして、一生懸命にやっている姿が感じられる。
    子ども達が楽しんで理解できるように、いろいろな配慮や工夫がされていて、作った人たちの心の温かさ、善意を感じる。このような素敵な絵本がたくさん読まれるといいな。

    この絵本を見た後は、今まで何でもなかった土や地面や空気や、自分のお腹の中や、そのほかいろんなところに、生き物がいる事を意識する。微生物だら目には見えないけれども、一緒に生きていることを感じられるのは、素敵な事だと思った。
    なんだか、むやみに生き物を殺してはいけない気持ちになった。
    でも、夏場の蚊やゴキブリは、出たら殺してしまう。悩ましい問題が発生した。

    投稿日:2017/06/02

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ちいさなちいさな めにみえない びせいぶつの せかい」のみんなの声を見る

「ちいさなちいさな めにみえない びせいぶつの せかい」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / もこ もこもこ / じいじのさくら山 / ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします / きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / ぐりとぐら / おおきなかぶ ロシアの昔話

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



フランスの大人気絵本チュピシリーズ日本語訳登場!

みんなの声(19人)

絵本の評価(4.6)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット