父親を戦争で亡くした子供から戦争を追った作品、というのがポイント。それもなんだか実話っぽい。
こういった本は実話が多いけれど、もっと実話っぽく感じてしまう。
友達の視点という第三者視点だからだろうか。
父親を亡くし、先生をきっと心の支えにしていたさかいくん。戦争に出てしまえば父親の時のような思いをすると知っているさかいくん。
無言の涙に実感がこもっています。でも大人は笑顔。
一足先に戦争を知ってしまったこと、大人は寂しさを我慢しているのではないかという推測、際立つ最期の晩餐 タケノコごはん。
わかりやすく伝わりやすい。小学高学年から大人までジーンとすると思います。