鈴木まもるさんの勉強会をした時に、それまでは、赤ちゃん絵本の作家さんのイメージが強かったのですが、鳥の巣の絵本もたくさん書かれていて驚きました。
今回の絵本は、両方のいいとこ取りをしたような作品です。内容は、人間の赤ちゃんの成長と、鳥の成長が、分かりやすく描かれています。
それから、主人公が、ぼくというだけで、名前が書かれていないので、自分がぼくになったような感覚で読めました。
鳥の名前の由来や、人間の生活との違いが、年長〜小学校低学年にもわかりやすいと思います。
特に、ヒナが、四匹口をあけて、エサをもらっている絵には、作者の愛情が感じられて、しばらくそのページから目が離せませんでした。
おはなし会で読んでみたい作品です。