いれたものは何でも二つにしてくれるかまを掘り出したおじいさん。
貧しいながらも働き者のおじいさんへの、神様からのごほうびでしょうか。
このかまをどのように使うかということについて、おばあさんは現実的です。
予想外なのは、おばあさんがこのかまに入ってしまったこと。
おばあさんが二人になりました。
おじいさんも二人になりました。
二組の夫婦が仲良く生活していくというおおらかさが素敵です。
同じ形の家に住み、同じ形の食器を持ち…、何から何まで同じならば間違いが起こりそうですが、一つ安心材料がありました。
全く同じに見える家の違い。
読み聞かせで、このあたりで話を止めると、答えは意外と帰ってこない。
なるほどですね。
おじいさんおばあさんが欲深だったら、こんな展開にはならないですね。