18トリソミー?聞き慣れない言葉。
2個1組で、23組ある染色体の中の18番目の
染色体が3個になったことで起こる障害。それが
『18ソリトミー』と言われてるそうです。
その『18ソリトミー』という障害をもって
産まれてきた凱晴(かいせい)くんと家族の
心温まるノンフィクションの絵本です。
子どもたちが『18ソミトリー』という病気のこと
そしていのちの大切さ、家族の温かさを理解できる
ようにわかりやすく書かれています。
後書きにわたなべさんは、「入退院を繰り返し、
いつも“死”の恐怖や緊張との背中合わせの生活です。
でも、それでも我が家は不幸ではありません。
それどころか、家族みんなが凱晴から勇気や元気を
もらい、また今まで知らなかった沢山のことを
知ることができ、今では凱晴の存在に本当に感謝
しています。」と書かれています。
今のこの時代だからこそ、家族、そして命について
考えるべきだと思い、感想になってませんが皆さんにも
是非手にとって欲しい1冊。ということで投稿しました。