人助けをすると、感謝が返ってくる。そんな優しさを描いた本。
私としては、できることなら最後に動物達がお返しを物でくれるのではなく、ありったけの言葉でくれるだけの方がよかったかなぁと思いました。
読み聞かせる側が、物としての繋がりではなく、心と心の繋がり・お礼なんだと考えながら読むのがいいかなぁと思ったのですが、「わらしべ長者」のように物々交換のお話は昔から後を絶ちません。考えすぎかな。
偶然3歳のお誕生日時分に読んだ娘は、最後の皆がプレゼントを持ってお家にくるシーンが好き。
温かい内容そのままに、穏やかに挿絵を指差しては「クマさんはなにを持ってきたの?」と会話が弾みます。