優しいタッチの絵でかわいらしく、登場人物の表情もとても豊かです。主人公のタッくんが汽車に乗っていろいろな動物と出会うお話。雪の中を汽車は走ってますが、なぜが寒く感じず、絵のあったかさが伝わってきます。最後にみんなで記念写真をとるべく、雪に顔をおしつけます。そのおしつけた顔型の表情がなんとも言えないくらいほんわかしてます。文章に何度か「こんにちわ」と挨拶が出てきます。繰り返し読む事で子供達も大きな声で言うようになりました。恥ずかしくて小さな声で言ってたのが堂々と挨拶できるようになったきっかけの絵本でもあります。