素敵なお話でした。
1973年初版の作品なんですね。
いちご畑の土の中に、いちごの実がなると、いちごに赤い色をつけて歩くおばあさんがすんでいるだそうです。
こういう風に考えると、とってもメルヘンチックです。
さて、春がまだずっと先だというのに、ぽかぽか暖かくて、雪のかわりに雨が降り続いた事がありました。
地面の上に出てみると、なんと、見渡す限りいちごが青々とした葉を広げているでは、ありませんか。
おばあさんは、さっそく色付けの準備に取り掛かり、・・・。
3〜6月に収穫する普通栽培のいちごのお話でしょうね。
ちょっとしたお天気のいたずらで、早くいちごができてしまったんですね。
せっかく、色付けをしたいちごだったのに、と終盤ビックリしました。
土の中のおばあさんのお住まいもあったかそうで、尋ねていきたくなりました。
色付けをしているおばあさんの様子も楽しそうです。
“おやつ”のいちごの前に読んであげてください。