まず
この題材を、絵本にしたことに拍手を送りたい!!
はたして、対象年齢はどこを狙ってたのか
子どもが読んで理解できるのか
いろいろ突っ込みどころはあるけれど
もし、少数派の子どもが読んだら
「あぁ、それでもいいんだ」と思えるかもしれない。
少数派の人たちは
強者になりたいわけではないと思う。
ただ、少数派としてそこに存在したいだけで
主張して回りたいわけでもないと思う。
王子に王位を譲りたくて
結婚させるために王女様たちを集めた女王が
他国の王子をパートナーに決めた息子を
まったく拒否していないところが素敵!!
息子が息子であることは変わらない!!
愛する人のあるがままを
私も受け止めたいと思う。