小学校で使ってみました。
もともとこのおはなしに登場する「あしなが・てなが」は、中国から渡ってきた神様だったらしいです。
昔話になったりして伝承が残っている場所は、本州の甲信越から北の山間が多いようです。
話の展開は単純だし、12場面あるのに文章が簡潔で長々しくなかったので、小学生なら聞けると思って選びました。
子どもたちに読んだとき、壺の中でけんかを始める「あしなが」と「てなが」の所で笑ってくれたり、
“山でちいさいつぼをみつけても けっしてあけてはいけないよ”
という最後のセリフにふんふんとうなずいてくれるようす見て、
子どもたちの純粋さに感動してしまいました。
この紙芝居をやってよかったです。