新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる

命はどうしてたいせつなの?」 白井音子さんの声

命はどうしてたいせつなの? 著:大野 正人
絵:ハラアツシ
出版社:汐文社
税込価格:\1,760
発行日:2015年09月
ISBN:9784811322209
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,291
みんなの声 総数 29
「命はどうしてたいせつなの?」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • この本にも

    読み進めながら浮かんできたのは
    5年ほど前に読んだ『いのちをいただく』でした。
    ほんの数ページの短いお話に
    思いがけず涙があふれ
    いただくいのちは
    昨日までは誰かが大事に育てていて家族同然だったのだということ
    そしていただけるまでに
    その間で大変な仕事をされている方がいるのだということに
    気付かせてもらった本でした。

    この本にあるように
    「自分の手で命を取り上げなくても、食べることができるようになって」
    私たちはそのことを忘れかけているのでしょうね。

    食事の前にお祈りをすることはあっても
    「いただきます」と手を合わせるのは日本だけ
    と聞いたことがあります。
    日本の誇らしい文化だと思います。
    「いただきます」はいのちをわけていただくということ。
    食べ物の形にしてくれた人への感謝もこめて
    忘れぬよう、日々三度三度くり返したいです。

    後半の「つながり」
    いま、「つながる」ことが上手くできずに
    箱に入りそうになっている子どものことで
    私自身もまた、箱のふたをあけたくなるようなことがあるのです。
    考えれば考えるほど、鏡は鏡を映して
    悩みはどこまでも続くように思えていました。
    けれど、「ありがとう」をくれた多くの人達を思い出すことで
    下がりがちな口角もまた上げられそうです。
    そして、生まれてきてくれて「ありがとう」という気持ちがある限り
    この子を「ひとりぼっち」になんかするもんか と力がわいてきました。

    からだと心をつくってくれた命に
    「いただきます」と「ありがとう」
    文章にも命が宿っているのなら
    この本にも「ありがとう」と伝えたい。
    ひとは、ありがたい と思うことで
    自分を幸せにできるような気がしています。

    投稿日:2015/11/30

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「命はどうしてたいせつなの?」のみんなの声を見る

「命はどうしてたいせつなの?」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はじめてのおつかい / どうぞのいす / きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(29人)

絵本の評価(4.67)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット