時代劇が好きな6歳の息子と4歳の娘に買ってやりました。とても美しい絵本ですが、読み終わるなり「どうして2人とも死んだの?」「どうして首を切られるの?」などなど質問の嵐。謀反の疑いで首を切られるとか、あだ討ちに成功しても逃げずに戦って死ぬ、つかまって潔く死ぬなどという価値観は、説明に困ります。それが正しいのかと聞かれると、なお困る! 「親が殺されても、相手を殺したらいけないんだよ」と、とりあえず教えておきました。曾我兄弟の話、私も知らなかったのですが、結局は悲劇だったのですね。これは美談なのか? よくよく勉強になりました。いろいろな生き方や価値観があるのだと子供に教えるにはいいかもしれません。