はなかっぱというかわいいタイトルと絵につられて次女が借りてきました。
でも読んでみると、大人にはとても深いテーマを感じることができる本だと思います。
他のかたも書かれているように「自分探し」でしょうか?
はなかっぱくんのあたまの上にはお花のつぼみがあります。
でもこれはきれいなくうきや水がないと咲きません。
そしてはなかっぱくんの頭の上のお花にはまだ名前がありません。
なりたい自分になれたときに初めてどんな花になるのかきまるのです。
まさしく、このお話は子供の成長そのものだと感じました。
でも、子供はそんなことは全く思わず最後のオチまで楽しんでいました。