「もりのなか」の続編。今度は男の子が森の中で動物たちと腕比べ。きりんは首を長く伸ばすこと、ライオンはものすごい声でほえること、さるたちは木の上で宙返り…。みな、それぞれ得意なことを披露します。男の子が披露したことは、動物たちにはできなくて男の子にしかできなかったこと…。
再び、不思議の森で動物たちと過ごした「ぼく」。お父さんが迎えに来ると、また動物たちはいなくなりました。でも、動物たちが編んでくれた花輪はそのままあるんですよね。
第一作と同様の設定なので、その点では新鮮味に欠けるかもしれませんが、これはこれで十分魅力ある作品。