まるで、小さな男の子が鉛筆をつかって一生懸命に描いたような、愛らしく憎めない かいじゅう一家のおはなしです。
主人公のモッタは、7人兄弟の末っ子。兄ちゃんたちのように、強くてこわい かいじゅうになりたいけれど、まるでムリ。おもいっきり頑張っても「おまえは、ほんとに かわいいなあ」と言われる始末。くやしくて一人で森に出かけると・・・。
ちょっとしたアイデアで 兄ちゃんたちを怖がらせることに成功したモッタのために、家族みんなでお祝いです。
うぉーっ、がぉーっ!!
年上のお兄ちゃんに憧れる末っ子の気持ちがよく描かれています。たとえ、年上の兄弟がいなくても、「大きくなりたい〜」と 大きくなることに憧れをもっている子どもは、みんな共感できそうです。