この作品は古典と新作の落語絵本シリーズだそうです。
絵はハダダカヒトさんで、とてもお話に合った愛嬌があるのに妙に怖い世界観を描き出してくれていました。
この話の展開はまさに落語的な流れだったなと、後書きを読んで思いました。
私はたぶん作者と同世代だと思います。似たような学校の階段を実際現役の小学生の頃聞きました。
あの頃はなんであんなに怖かったんだろう。
大人になってみると不思議です。
今の子どもたちに、昭和の時代の小学生たちが怖かったり興味を持っていたものを知ってもらうアイテムの一つとして紹介しても面白いかもしれません。