この本は評価ランクナンバー1だけあって、母親の気持ちをとりこにする本だと思います。そういう意味で「ずるい本」です。
そんな私も、この本はもちろん購入して何度も読んでいます。
母親の愛、家族の愛にあふれていながら、ユーモアもちゃんとあるバランスのいい本だと思います。
チューリップの花が咲いている絵は特に胸打たれるものがありました。
だけど、娘ふたりはこの本読めば聞くけどリクエストはあまりない親子で温度差のある本なのが残念なところです。
まあ、まだまだ青い君たちにはこの本のよさは分からないさと思っていますが、みなさんのレビューを読むとはまっているお子さんもいるそうで、うらやましい限りです。
長谷川さんの絵本に強烈な面白さを求めてしまっている子供たちには少々この本は物足りなかったようなので星は4つにしました。