日産童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞作品ですね。
なんと、主人公がバス停!
山奥のバス停、双子のノボルとクダルの奮闘記です。
足が悪くなった、唯一の利用客アイコさんを気遣って、
二人が考え付いたことが、アイコさんの家の近くまで自分たちが移動すること。
もちろん、バス停の重い容姿が立ちはだかります。
でも、二人は一生懸命がんばって移動するのですね。
そんな素敵なエピソードに加えて、タンポポの首飾りという交流が鮮やかです。
そう、アイコさんの学生時代そのもののようなアイテムが効いています。
まさしく、金メダル!
温かいまなざしがとても春らしくてよかったです。
小学校のおはなし会で読みます。