昨年佐渡で放鳥され、我が県(=新潟県)で話題になっているトキ。
ここ上越にも飛来してきてるようで、何人もの友人から「トキ見ちゃった〜!」のうらやましい声。
5月に行われる「図書館祭り」でも、図書館側の要望で「トキ」が出てくる紙芝居を読む予定です。
でも、県外出身の私は、今まで「トキ」なんてよく知らなくて・・・(大汗)。
そこで、図書館で探してみたら、いもとようこさんが描かれた、美しいトキの絵本を発見!さっそく、次女に読んでみました。
実話だそうです。
日本最後のトキ=キンちゃんを、絶滅から救うため、なんとか捕獲しようと、保護センターが考えた方法は・・・???
金太郎さんとキンちゃんの静かな交流があたたかく、心を打たれます。(いもとさんの、優しく美しい画風がピッタリです!)
仕方なく、キンちゃんをだましてつかまえるシーンは、胸がつぶれそうになります。
次女には、この辺の描写と、ラストシーンが辛かったらしく、あまり気に入らなかったようです。
でも・・・
どうして、トキという美しい鳥が絶滅してしまいそうになったのか?!
なぜ、捕獲して保護しなければならなかったのか?!
親子で、色々話をして、深めたい絵本です。
そして、いつか、日本中の空をトキが舞う姿を、当たり前に見られる日が来るように、私たちができることは何か?!子どもたちと一緒に考えていきたいですね。