この絵本はずいぶん前に作られたものですが、再版されていたので興味があり、手にとりました。
きかんしゃのホブ・ノブは色々な動物たちを乗せて遊園地まで走っていくのですが、途中、真っ暗なトンネルを目の前にして動物たちが大騒ぎ!
でも、ホブ・ノブは火の粉をいっぱいはきだしてトンネルを明るくしてあげて、みんなも一安心。
とっても頼もしいきかんしゃのお話です。
息子は動物たちが1つの貨車に1匹ずつ乗っていくところが気に入っていて、いつも、前から1つ目、2つ目・・と数えながら読んでいます。
最後の遊園地の場面では、子羊がメリー・ゴー・ランドに乗っていたり、ねこがローラー・コースターに乗っているのを見て、自分が遊園地に行った時のことを思い出して話しをしたりします。
きかんしゃに乗って、遊園地まで行くという子供にとってはとても楽しい内容の絵本だと思います。
【事務局注:このレビューは、こどものとも年中向き 2007年10月号刊行 に寄せられたものです。】