「古典と新作らくご絵本シリーズ」の3作目の本書。
ひらがな表記で、背景の色が紫だったもので、私は最初この本を手にした時「ぶどうぼう(葡萄 坊って、なに?)」と読んでしまいました。
本当のタイトルは「不動坊」です。
あとがきを読んで知りましたが、この噺は明治時代にできたものなんですって。
(偽)幽霊が出てくる面白さはありますが、
明治時代に作られた話だからこその文明開化によって起こった生活の変貌や「ハイカラ」を意識した喋りを理解できないと、この噺は面白くありません。
読み聞かせに使うにしても、小学生はちょっと難しいかな〜。
子どもたちに紹介するなら、ブックトークでしょうか。