古典と新作絵本シリーズ第4弾
柳家三三師匠の落語がおもしろい! そのお話しに原マスミさんの絵がマッチしていてこれは おもしろい絵本です
子どものために 働く母狐 なんとまあ かわいい娘に化けたのは良いのですが・・・・
これを見ていた人間がいたなんて因果ですね〜
子どものために化かそうとした狐の母さんが 反対に化かされてしまうというお話し 笑えました
昔も 今も 「おきつねさまは おいなりさまのおつかいじゃ たたりがあったら たいへんだ」 稲荷参りに行くのです
お話しの中の母狐は人間にだまされ 人間を信じられなくなるなんて・・・・ちょっとおかわいそうでもあり おかしくもあり
落語の世界は さすがに人情とおかしさがうまく組み合わされているなあと思いました
私の住む京都の伏見稲荷は 千本鳥居が有名で 商売繁盛の神様とされていますが
このお話は 東京の北区岸町にある 王子稲荷神社のお話しです
行ったことはないのですが・・・・
ちょっと行ってみたくなりました
子どもにも受けそうなおもしろい絵本でした