つららのぼうやが生まれました
こんな始まりの寒い国のお話 近頃 つららを見ることがなくなりました(私の住んでいるところは)
子どもつららを知らない子が多いです
このお話は つららのぼうやが スズメさんやネズミやカラスたちから 死というものを教えられるのですが・・・・
トチの木のおじいさんとの会話は 心に残りました
つららのぼうやは すきとおっていて 清く正しく生きているといってくれます
トチの木じいさんは 動かなくても 太陽と水があれば生きておれるのだと教えてくれます
動物は生まれて 食べて 生きて死んでいくのですが
つららが解けて水になり 水蒸気 雲 雨 雪と変化し 川や海になるから カラスや ネズミや人間が生きているのだと
「みんなのためになっている」と トチの木じいさんに教えられます
自然の摂理を教えられる 静かなお話でした
つららのことを知っている 子どもたちには 分かるお話だと思います
寒い冬のつらら そして 春を迎える 生きるとは どういう事かを 心静かに 教えてくれました