今は懐かしいというものになった路面電車。
路面電車の名前が「べんけい」と「うしわか」というのが、時代なのでしょうか。
お互いに負けず嫌いそうな二台の電車ならではのネーミングなのかな。
渡辺茂男さんの本というと、あとがきがある本があるのも魅力です。
電車図書館になったという話が実際にあったことは、子どもたちにとって幸せなことであったと思います。
立派な図書館ではなくて地域にあってすぐに行ける図書館があるといいなあと思いました。
今もこのような小さな電車図書館があったらいいのにと思います。
渡辺茂男さんと堀内誠一さんのコンビの本というと、乗り物関係が多いのも特徴ですね。
渡辺さんが訳されていた『ちいさなタグボード』などのシリーズの日本版のようなお話だなあと思いました。