【内容】
キリスト教の絵本。本当のクリスマスの意味や、出来事を、わかりやすい素敵な絵と文章でつづる名作絵本。(1964〜)
羊飼いのもとに天使が現れ、イエスキリストが馬小屋で生まれ、東方の三人の博士が訪れるまでを、まるで紙芝居のようにたどる。
【感想】
最初に英語版を読みました。わかりやすい英語で、丁寧に描かれている絵本です。作品から作者の善意と、みんなに幸せになってほしいという願いが伝わってきます。
クリスマスの、キリスト教における意味が、きちんと語られているけど、決して宗教臭い感じはなく、素敵な物語として受け止められる作品です。すがすがしい、温かい、かわいい絵本です。
ディック・ブルーナさんの、ひたむきな情熱や、彼のやさしくて実直な人柄が想像できるようです。良質の絵本というのは、こういうものをいうのだと思いました。
年齢問わず、どなたにもおすすめします。英語版もあるので、チャレンジしてみてもいいと思います。(中学生レベルの英語がわかれば読めると思います)