もう、表紙からやられてしまいました。
このぬいぐるみのかわいらしさ!
ちいさい子どもにとって、ぬいぐるみはこんな風に
生き生きとした表情があるものなのだと思いますが、
酒井さんの絵からは、そんなぬいぐるみの息づかいが
伝わってくるのです。
じょうさん、ちりんさん、らりろんのフパゲッティ・・
「あのこ」の、こんな言い方も、娘がほんの赤ちゃん
だった頃のことを思い出してしまって、また、きゅーんと
なってしまう母です。
娘は、と言えば、きゅーんとはならずに、バケちりんの
様子などに笑ったりして。ああ、そうなのだね。ちりん
さんでなくキリンさんと、しっかり言えるようになった
今でも、心は赤ちゃんの頃とかわらないままなのね。
(酒井さんの『よるくま』が大好きで「かあたんかあたん」
と言っていた娘を思い出すのでした)