このゆきだるまのキャラクタ−は、かなり有名で、私も昔レタ−セットを持っていたりしたのですが、実は今回初めて読みました(正確に言えば、字がない絵本なので、読むというのはおかしいかな?でも、スト−リ−はちゃんとあって、絵を見る=読むことのような気がしました)。
古本屋さんで見つけて、ラッキ−ととびついちゃった!(日本語で「ゆきだるま」と書かれてる方です。)
プププと吹き出してしまうシ−ン、ほのぼのとあたたかい気持ちになるシ−ン、ただただ美しさにうっとりしてしまうシ−ン、そしてラストのせつないシ−ン・・・字がなくても(というより、字がないからこそよけいに伝わってくるのかも?)、少年とゆきだるまの過ごした夢のような一夜が、目の前に広がっていきます。
悲しいラストなのに、ほのぼのあたたかい気持ちでいられるのは、皆さんも書かれてるように、きっと、ゆきだるまは少年の心の中にいつまでも生き続け、いつかまたきっと会える気がするからですね。