この絵本はそれはもうたくさんの
音を読みます。ふと立ち止まって
それが朝であろうと昼であろうと夜であろうと
何かしら音(物音だったり、人の声だったり)って聞こえてきますよね?
主人公のトガリネズミがどうしても
伝えたいことがあるんだけども世界はとっても騒がしく、
誰も耳を傾けてなぞくれません。
とっても大事なこと、そしてそれはとっても簡単(ですよね?)
もし、皆が相手の声を静かに聞いたら?
耳を傾けるのです。
そこから出発したら平和ってすぐそこにあるような気がしませんか?
たくさんの音を読んでるうちに目を丸くしながらも
実は大事なことを伝えてくれたような気がします。
そんな発見をした絵本でした。