相田みつをの詩が、このような絵本になったことにびっくりしました。
そしてこのような解説になったことに、奥深さを感じました。
登場するのはウルトラセブンとメトロン星人で、相田みつをの書とは全くの別世界。
二人は美術館で不思議絵の中に入って行きます。
ウルトラセブンとメトロン星人は、同じ絵を見ても見え方が違います。
見え方、考え方の違いを認め会うと、心は柔らかくなっていくのです。
傷つけ合うこともなくなっていく。
不思議な例えですが、よく理解出来ました。
こんなお話だから、ウルトラセブンが登場しても良いのかもしれません。
絵本の中に、私が好きな相田みつをの詩が幾つも入っているのも嬉しかったです。