小さな女の子 みーちゃんが、はじめてオーケストラを聴きに行く日のことが描かれています。
音楽が溢れている家で育ったみーちゃんが待ちにまった日です。コンサートに行けるくらいに大きくなった誇らしさ、ステキなドレスを着ておめかしする晴れがましさ、初めてオーケストラを聴くというわくわく感が伝わってきました。
開演前のさわめき、静けさ、いよいよ本番!というピリッとした空気。そして、音楽が始まると、聴衆は現実の世界から音楽の世界に入っていきます。その感じがとてもよく表現されていて、絵本を読み終えた時、素晴らしい音楽、演奏を聴き終えた気分になりました。
子どもさんと初めてコンサートに行く前、こんな絵本を読んでから行くといいなと思いました。今すぐにそんな予定がなくても、この絵本を読んで、クラシックコンサートに興味をもてたら、それもステキなことだと思います♪