とっても素敵なお話です。この絵本のお父さんが、ちょっとうらやましくなりました。私は、結構小さい頃から、クリスマスにプレゼントを用意してくれているのが両親だと分かってしまっていたので(なんで分かっちゃったのかは不明なのですが)、このお父さんのように小学校6年生になるまで、サンタさんに手紙を出したり今までのプレゼントのお礼にマグカップを用意したりと、純粋にサンタさんの存在を信じることなどできなくなっていましたから。。。
もともとクリスマスは西洋文化ですので、両親の世代は、それほどサンタさんだのクリスマスプレゼントだのというものを信じさせようと思っていなかったのだと思います。なので、プレゼントを用意してくれていた両親にはとても感謝していますが、もうちょっとサンタさんを信じさせてくれたら夢があって楽しかったかもとも思います。
どちらにせよ、プレゼントをもらえるなんて、私も「幸せな子」だったんだなと両親への感謝の気持ちを思い出させてくれる絵本でした。