小さな子どもにとって、お金って100円でもすごく
大きなものだと思うのです(いや、大人だって100円足りなけ
れば何も買えませんね)。その100円でどんなものを買うこと
ができるのか、同じ100円でも買うものによって量や数も
様々になり、また買う人のものに対する気持ちによってもいろい
ろと変わってくる・・ということが楽しく描かれている絵本だなあ
と思いました。小学校5年生の娘と読んだのですが、もっと小さい
子が読んだら、もっともっと「へえええ。そうなんだねえ」といっ
た気持ちになっただろうなと思いました。