桃から生まれた桃太郎ならぬ、「とうがん」から生まれた「とうがん太郎」が、「とうがんあんかけ」の忍術(???)を使って山賊たちを「あん」でがんじがらめにして退治する…というお話。
真面目に読んでいたのですが、山賊の親分が「こん夜は、ごちそうだ。とうがんのあんかけを作れ」と言うあたりから、だんだん力が抜けてきてしまいました。
何でわざわざ「とうがん」?
しかも何でわざわざ「あんかけ」?
いえ、もちろん、それを言ったら「桃太郎」だって、「何でわざわざ桃?」なんですが、子どものボキャブラリーとしては、かなり特殊のような気がしました。
ちなみに、我が家の食卓に「あんかけとうがん」は、一度も上がったことがありません。とうがん好きの方ならウケるかも…。