これはぬりえ絵本です。お話の展開に合わせて色をぬり、楽しく色に対する興味を喚起する構成になっています。わたし自身、カメレオンのイラストはレオ・レオニの方が好きで、あまり気にかけていなかった絵本。でも、今開いてみると息子と娘、2人の子供たちの水彩絵の具のぬりえがカラフルで、ぜんぜんストーリーどおりの色の選択にはなっていないのですが、思い出に残りそうだなーと感じてしまいました。まだ白いページがあるので、いつか気の向いたときにまたぬりえが楽しめそう。もしかすると、彼らの子供たちへの贈り物として残しておくのもいいかなーなどとも考えてしまいました。
それに特筆すべきは、この絵本、エリック・カール氏の直筆サイン入りでもあります。当地を訪ねた際、息子が主人と書店に赴き、持ち合わせた2冊の絵本(共に日本語)にサインしてもらいました。もう、かなり前のことですが。