お父さんは明後日出張。
お母さんも明後日出張。
さて、僕はどうなるの?
そんなこんなでおじいちゃんの家へおとまりになった僕。
でも…ぼくはおじいちゃんのことを、あまりよく知らない。
現実と夢の境目があやふやで、そのどちらもいったりきたり出来る絵本です。
もちろん、夢と現実はまったくの別物ですから、
同居させようとすると、いろいろと無理が出るはずなのですが、
この絵本に限っては、このへんのさじ加減が実に絶妙。
ほれぼれしてしまうほどです。
息子が気に入ったのはもちろん、
母である私もいっぺんで大好きになりました。
魚屋で魚釣りとか、ワニにたべられそうになるおじいちゃんを僕が助けるシーン、
また僕がおさるになるシーンなどは、大人が思わず噴出してしまうのではないでしょうか?
こんなおじいちゃんの家は、僕だけではなく、母だって止まってみたいものです。