ペラペラのこどものともが、古本屋さんなどで50円以下で売られている(あるいは、ご自由に持ち帰り下さいのコーナーに置かれている)と、まとめてGETします。この本もそうやって、手に入れた1冊です。
かこさとしさんは、子どもの頃から好きですが、代表作しか知らないので、無名なものも読んでみると、期待以上におもしろかったりします。
たこのがっこうの6人のこどもたち、そしてたたこせんせい、脇役の海の仲間たち、見れば見るほどいいですよ!(さすが、かこさん。芸が細かいんです!)
いろんな色の絵を上手に描く、こどもたちの得意げな顔がとてもいいし、先生のほめ方もグッドです。(そんな風にほめられたら誰だってうれしいですよね。)
色が変わっても、好きなものを描き続ける、ろくちゃんのこだわりもいいな〜。
ラストもなんだか笑えます。
【事務局注:このレビューは、「あかですよ あおですよ」こどものとも2003年2月刊行 に寄せられたものです。】