今年の夏、テレビで原爆犠牲者平和祈念式典を初めて見た娘に、
読んであげた1冊です。
娘は、原爆という言葉も、そのときに初めて聞きました。
そして、自分が生まれ育った国、アメリカが、日本に原爆を落としたと知って、言いようのないショックを受けていました。
式典の後に、戦争についても、いろいろと話をしたので、
物語の中の怖さや悲しみも、現実のこととして伝わってきたようでした。
私も、読んでいる途中から涙になってしまいました。
忘れてはならないこと、伝えなければならないことが、
たくさんあります。
それを絵本というかたちで残してくれた作者に、感謝したい気持ちで
いっぱいです。